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コラム

歯周病の治療で外科処置が必要な理由

歯周病とは、歯肉が炎症を起こし、歯槽骨(歯を支える骨)が吸収する(溶ける)病気です。重度の場合は、歯が抜けてしまいます。歯周病の特徴は、特に痛みを伴わない慢性的な病気です(急性期は痛みが伴います)。よって自覚症状に乏しいため、ご自身で気づく事は困難と言えます。歯周病の初期兆候から外科的な処置も含めた治療法をご紹介致します。

歯周病の原因

細菌性プラーク(歯垢)が原因です。バイオフィルム(細菌)感染症とも言われます。

歯周病の初期兆候

最初に歯肉からの出血が始まります。歯磨きをしている際に出血することでお気づきになる方も多いと思いますが、多くの方が磨くのを止めてしまいます。理由は「磨き過ぎで歯肉を傷つけた」と思っているからではないでしょうか。歯磨きをしない行為は、逆に悪化させてしまいますので、出血している歯肉を優しくマッサージする感覚で磨いてください。

歯周病の治療法

細菌性プラークの除去と、細菌の住処となっている歯石を除去する事で自然に治癒します。細菌性プラークはブラッシングにより除去し、歯石は歯科医師・歯科衛生士が除去します。歯石は、付着部位により除去の仕方が異なってまいります。歯周ポケットの深いところには器具が到達しないため、歯肉を切除し直視できる状況にしてから歯石を取ります。歯周病治療で外科処置が必要な理由です。

歯周組織再生療法

歯周病により歯肉や歯槽骨が喪失しても、再生させられる可能性があります。条件にもよりますが、人工骨や成長発育因子を使用する事で、段階的に歯周組織(歯肉・歯槽骨)が再生する場合があります。この場合も、外科的な処置が必要になります。

院長 小島将太郎

院長

小島将太郎

経歴

2003
日本歯科大学卒業
2007
ICOI(国際口腔インプラント医学会)認定医取得
2009
近未来オステオインプラント学会(IPOI)認定医取得
2012
恵比寿西口デンタルクリニック開設
2013
歯学博士号取得
2014
近未来オステオインプラント学会(IPOI)専門医取得
2016
恵比寿一丁目 小島デンタルクリニックに改名

所属学会等

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