ご予約について
患者さんへのお願い
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ご来院時の持ち物
初めて来られる際や、月が変わった際には、ご来院して頂く時に、健康保険証をお持ちください。
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キャンセルについて
体調が悪くなられた時や、急な用事などで予約を変更したい場合があると思います。その様な時は、少しでも早く当クリニックへご連絡をお願いしております。
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遅刻について
様々な事情で遅刻してしまうことがあると思います。時間に遅れた場合は、十分な診療時間が確保ないことや、他の患者さんにご迷惑をお掛けしてしまうため、予定しておりました治療が出来ない場合もございますので、予めご了承ください。
当クリニックの特徴
削りすぎない精密な歯科治療
歯を削れば削るほど歯の寿命は短くなることはあまり知られていません。最終的には削る歯がなくなり、「抜歯→入れ歯」になってしまう方がたくさんいらっしゃいます。そのため、可能な限り歯を削る量を少なくする処置が大切になります。これは虫歯治療に限らず、すべての治療で同じことが言えます。
これまでの「肉眼」での治療では、歯の悪い部分だけでなく、健康な部分までも削ってしまうことがありました。しかし、拡大鏡で治療を行うと、削らなくてはいけない部分と、削ってはいけない部分を正確に確認することができる他、視野が拡大されますので、通常使っている器具よりも1/3~1/10のものを使うことができ、歯の削りすぎを回避することができます。
被せ物、詰め物の精度を高め、再発防止
治療をしたのに、また再発してしまった・・・。
これには患者さんの日々のケアが不十分であることに起因することもありますが、歯科医院側の処置に起因することもあります。
隙間から細菌が入らないように
例えば、治療で歯を削った場合、その部分を詰め物や被せ物で「封鎖」していく作業を行います。この封鎖作業が不十分だと、隙間から虫歯菌が入り込み、再発の原因となります。肉眼ではしっかり封鎖することは非常に難しい処置となります。
なぜなら小さな細菌が相手となりますので・・・。
しかし、拡大鏡を利用すると、しっかり封鎖が可能になり、再発リスクを最小限まで抑えることが可能になります。
当クリニックでは、治療中、治療後に今までおこなった処置の再評価をレントゲンで行います。もし不具合を確認した場合、無料で再診察をさせていただきます。
初診の流れ
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STEP 01
口腔内写真撮影
初診時の口の中と口元の写真撮影を行います。
口の中の写真撮影はとても重要で、初診時の状態を画像として保存することも、もちろんですが、診査診断を行う上でもとても重要になります。
患者さんご自身も客観的に、ご自分の口の中の状態を把握しやすくなります。
笑った時の唇の過緊張やゆがみ、顔の色と歯の色のギャップや、歯と顔貌の調和がとれているかどうかなど、様々な事がわかります。※院内で撮影した写真は、あくまで院内の資料として保存するものであり、外部に堤出するものではございません。
加えて口腔内を撮影したものであるので、個人を特定する事は不可能でございますので、ご安心ください。 -
STEP 02
歯周ポケットの検査
歯周ポケットの計測によって、歯を支えている歯周組織の健康状態を把握します。歯周ポケットとは、歯とそれを支えている歯周組織の隙間のことですが、歯周ポケットが深いと歯周炎か歯周病の可能性があります。
炎症のある箇所はこのように出血します。これにより、炎症の有無がわかります。
※検査時に炎症の強い箇所は痛み・出血を伴う事が多いですが、もし痛みが強い場合は後日にするか、もしくは表面麻酔をしながら行います。非常に重要な検査項目と捉えているためご理解をいただきたいと考えております。 -
STEP 03
印象の採得
上下の模型を得ることで、客観的に患者さん自身の歯牙の状態を確認する事ができます。顎の大きさ、骨の厚み、歯牙の長さや幅など、これらの模型で多くのことがわかります。
診査診断を行う上で、非常に重要なステップとなります。 -
STEP 04
フェイスボウトランスファーの採得(オプション)
この作業によって、先ほど採得した模型を患者さん自身の顔貌にあった器械に装着することが出来ます。これにより、上下の噛み合わせの状態が把握でき、かつ歯の左右のゆがみや正中のゆがみなどもわかります。
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STEP 05
パノラマ写真
パノラマX線写真により、口の中の全体的な状態が把握できます。
特に、骨格の形態、歯根の長さや傾斜方向、連続的な歯槽骨のライン、根尖病巣の有無などもわかります。 -
STEP 06
デンタルX線写真
STEP5では、口の中の全体像のレントゲン写真を撮影しましたが、より1本1本の歯の詳細なレントゲン写真を撮ります。
金属との適合状態や、虫歯の有無、歯石の有無、歯根の状態など、様々なことがわかります。 -
STEP 07
顎関節規格写真(オプション)
顎の関節に症状があったりする場合は、顎の動きをみるためのレントゲン写真を撮影します。
口を閉じたときと、開けたときの顎の動きを撮影することで、関節の形や動き、対称性などがわかります。
※この検査は必要に応じて行います。 -
STEP 08
シュミレーション(オプション)
実際に噛み合わせや形態をどのように修正したらバランスがよくなるかどうかを、模型上でシュミレーションしていきます。 ※この検査は、別途料金がかかります。必要に応じて行います。
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STEP 09
カウンセリング
現在の状況をご説明し、改善が必要であれば、今後どのような治療が必要であるか、またそれにかかる治療期間や費用など、さまざまなお話をし、患者さんと一緒に、治療のゴールを設定していきます。
治療を行う前に、それぞれのことを明確にすることで、より治療がスムーズになります。