【恵比寿の歯医者が妊婦さんへ解説】妊娠中の歯周病リスクや治療法 | 恵比寿の歯医者・歯科|恵比寿一丁目小島デンタルクリニック|恵比寿駅徒歩3分

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【恵比寿の歯医者が妊婦さんへ解説】妊娠中の歯周病リスクや治療法

「妊娠してから、歯磨きのたびに血が出るようになった」
「つわりが辛くて、奥歯までしっかり磨けない」
「恵比寿で、妊娠中でも安心して通える高度な技術を持つ歯医者はどこ?」

恵比寿エリアにお住まいのプレママの皆さん、妊娠おめでとうございます。

新しい命の誕生を心待ちにする一方で、急激な体調の変化に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。

実は、妊娠中のお口のトラブル、特に「歯周病」は、単にお口の中だけの問題ではありません。

最悪の場合、早産や低体重児出産のリスクを約7倍にも高めると言われており、タバコやアルコール以上に赤ちゃんへの影響が大きいことが分かっています。

この記事では、なぜ妊娠中に歯周病が悪化するのかというメカニズムから、恵比寿エリアで受診できる「根本治療(再生療法など)」に対応した高度な歯科医院の選び方までを徹底解説します。

今回は特に、恵比寿で高度な歯周病治療と精密診断を提供している当院「恵比寿一丁目小島デンタルクリニック」の取り組みを事例に、失敗しないマタニティ歯科選びの極意をお伝えします。

 

このページの目次

妊婦さんが絶対に知っておくべき「歯周病」の真実

「むし歯は痛いから怖いけれど、歯ぐきの腫れくらいなら大丈夫」と思っていませんか?実は、妊婦さんにとって最も警戒すべきは「歯周病」です。

 

① 日本人が歯を失う原因の第1位は「歯周病」

まず基本的な事実として、日本人が歯を失う原因の第1位は「歯周病」です。

これは歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気で、成人の約8割が患っていると言われる「国民病」であり、人類史上最も多い感染症とも呼ばれています。

妊娠中は、この歯周病が急速に悪化しやすい環境にあります。

 

② なぜ妊娠中は歯ぐきが腫れるの?(妊娠性歯肉炎)

妊娠すると、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌が急増します。

実は、歯周病菌の中には、この女性ホルモンを栄養源(エサ)にして増殖するタイプが存在します

さらに、ホルモンの影響で血管の透過性が高まり、少しの刺激で出血しやすくなります。これを「妊娠性歯肉炎」と呼びます。

・つわりによる清掃不良:
 歯ブラシを口に入れると気持ち悪くなるため、磨き残しが増える。
・食嗜好の変化:
 酸っぱいものや甘いものを頻繁に食べるようになり、口内が酸性に傾く。
・唾液の質の変化:
唾液が粘っこくなり、自浄作用(汚れを洗い流す力)が低下する

これらの要因が重なり、妊娠中は「歯周病パラダイス」のような状態になってしまうのです。

 

③ 赤ちゃんへの影響「早産・低体重児出産」のリスク

歯周病が怖いのは、口の中だけでなく全身に悪影響を及ぼす点です。

歯周病菌が炎症を起こした歯茎から血管内に侵入すると、「サイトカイン」という炎症性物質が全身を巡ります。

この物質が子宮に到達すると、体が「もう出産の時期だ」と勘違いをして子宮収縮を促してしまいます。

その結果、赤ちゃんが十分に育っていない時期に陣痛が始まってしまう「早産」や、発育不全による「低体重児出産」を引き起こすリスクが高まります。その確率は、歯周病にかかっていない妊婦さんに比べて約7倍にもなると言われています。

参考情報: 日本臨床歯周病学会でも、妊娠中の歯周病治療の重要性が強く推奨されています。

特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会「歯周病と妊娠」

 

あなたの歯茎は大丈夫?歯周病の進行レベルチェック

歯周病は「沈黙の病気(サイレント・ディジーズ)」と呼ばれ、初期段階では痛みがほとんどありません。

恵比寿一丁目小島デンタルクリニックの歯周病ページの解説をもとに、進行レベルを確認してみましょう。

 

【第1段階】歯肉炎

歯垢(プラーク)が溜まり、歯茎が赤く腫れます。歯磨きの時に出血することがありますが、痛みはあまりありません。

歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)は約2~3mmです。

対策: この段階なら、適切なクリーニングとブラッシング指導で完治が可能です。

 

【第2段階】軽度歯周炎

歯周ポケットが深くなり、細菌によって歯を支える骨(歯槽骨)が少しずつ溶け始めます。

対策: 歯石除去などの専門的なケアが必要です。

 

【第3段階】中等度歯周炎

骨がさらに溶け、歯茎が赤紫色に腫れます。膿が出たり、口臭が強くなったりと、はっきりした自覚症状が出ます。

深刻なリスク: 通常のクリーニングだけでは対応できず、外科手術が必要になるケースが出てきます。

 

【第4段階】重度歯周炎

歯を支える骨のほとんどが失われ、歯がグラグラになります。最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

「歯を失う」ことの恐ろしさ 歯を失うと、単に噛めなくなるだけではありません。

・健康への影響:
 よく噛めないことで肥満につながったり、瞬発力などの運動能力が低下したりします。
・見た目と精神面:
 自然な笑顔に自信がなくなり、人前で笑えなくなるなど、コミュニケーションに支障をきたします。笑うことは免疫力を高める効果があるため、歯を失うことは精神的な健康も損なう可能性があります。

 

恵比寿で選ぶべき「マタニティ歯科」5つの絶対条件

恵比寿エリアには数多くの歯科医院がありますが、妊婦さんが選ぶべきは「ただ近いだけの歯医者」ではありません。

母子の健康を守るために必要な、5つの条件を挙げます。

 

① 「根本治療」の視点を持っているか

「痛いところだけ削って終わり」という対症療法では、ホルモンバランスが変化し続ける妊娠中や産後に再発するリスクがあります。

当院のように、「歯の土台となる顎の位置」「噛み合わせ」を含めた根本原因を診断し、治療計画を立ててくれる医院を選びましょう

 

② 「歯周組織再生療法」などの高度なオプションがあるか

もし妊娠中に中等度以上の歯周病が見つかった場合、一般的な歯科医院では「抜歯しかない」と言われることがあります。

しかし、高度な技術を持つ医院では、失われた骨や歯周組織を再生させる「歯周組織再生療法(エムドゲインなど)」を行っている場合があります。

「抜くしかない」と諦める前に、骨を再生して歯を残す選択肢を持っているクリニックを選ぶことは、将来の自分のためにも非常に重要です。

 

③ 精密な診断機器(CT・マイクロスコープ)を完備しているか

妊娠中の治療は、短時間かつ正確に行う必要があります。

・歯科用CT:
従来のレントゲン(平面)では見えない骨の溶け具合や根の病巣を3次元で正確に診断できます。被ばく量も少なく安心です

・マイクロスコープ(歯科用顕微鏡):
肉眼の最大25倍まで拡大し、髪の毛よりも細いレベルでの処置が可能になります。これにより、炎症の原因となる微細な汚れの取り残しを防ぎます

 

④ プライバシーと衛生管理(完全個室)

つわりで気分が悪くなった時、隣の患者さんの視線や音が気になると辛いものです。

「完全個室」または半個室があり、プライバシーが守られていることは必須条件です

また、免疫力が下がっている時期なので、使用する器具の滅菌はもちろん、治療に使う「水」や「空気」の清潔さにまでこだわっている医院を選びましょう。

 

⑤ 渋谷区の「妊婦歯科健康診査」指定医療機関か

渋谷区では、妊娠中に1回無料で歯科健診が受けられる制度があります。

この指定医療機関になっているクリニックは、妊婦さんの受け入れに慣れており、行政との連携もスムーズです。

参考リンク: 渋谷区公式サイト「妊婦歯科健康診査」

 

質の高いマタニティ歯科対応の事例

ここでは、恵比寿エリアで特に歯周病治療と精密治療に力を入れている当院の取り組みを例に、質の高いマタニティ歯科対応とはどのようなものか具体的に解説します。

 

① 骨が溶けても諦めない「歯周組織再生療法」

同院の最大の特徴は、一般的なクリーニングだけでなく、進行した歯周病に対して「歯周組織再生療法」を行っている点です。

これは、歯周病によって溶けてしまった骨(歯槽骨)や歯茎などの組織を、特殊な薬剤(エムドゲインなど)を使って再生させる治療法です。

妊娠中は応急処置にとどめる場合でも、産後にこうした「リカバリーの手段」を持っている医院にかかりつけになっておくことは、歯を失わないための大きな保険となります。

 

② 徹底した検査と「見える化」

同院の歯周病治療の流れは非常に緻密です。

1.レントゲン・歯周基本検査・細菌検査:
まず徹底的に現状を把握します。特に細菌検査を行うことで、目に見えないリスクを数値化します。

2.治療前説明(カウンセリング):
検査結果をもとに、なぜその治療が必要なのかを納得いくまで説明します。

3.再評価:
治療後に再度検査を行い、改善が見られない場合は再生療法などの次の手を提案します。

 

③ 妊婦さんに寄り添う女性医師と診療体制

院長の小島将太郎医師は、インプラントや噛み合わせの専門医として高度な外科処置を担当しますが、同院には徳富琴子医師という女性ドクターも在籍しています

徳富医師は「予防を中心としたメンテナンス」を重視しており、女性ならではの視点で、妊娠中のデリケートな悩みやケア方法について相談に乗ってくれます

また、平日は18:30まで、土曜日も18:30まで診療を行っているため、平日働いている妊婦さんや、パートナーに付き添ってもらいたい方にとっても通いやすい環境です。

 

妊娠中の受診タイミングと安全な治療

「いつ行けばいいの?」「麻酔は大丈夫?」という不安にお答えします。

 

① ベストな時期は「妊娠中期(安定期)」

妊娠初期(~15週):
 切迫流産のリスクがあるため、痛み止めなどの応急処置にとどめます。つわりが辛い時期は無理に通院する必要はありません。

・妊娠中期(16~27週):
 安定期に入り、ほとんどの歯科治療が可能になります。麻酔を使った治療や歯石除去もこの時期に行います。受診するならこの時期がベストです。

・妊娠後期(28週~):
 お腹が大きくなり、診療台で仰向けになるのが苦しくなります。早産のリスクを避けるため、緊急性のない治療は産後に延期します。

 

② 麻酔・レントゲン・薬の安全性

局所麻酔:
 歯科の麻酔は局所で分解されるため、お腹の赤ちゃんに届くことはまずありません。痛みを我慢してストレスを感じる方が母体に悪影響です。

・レントゲン:
歯科用レントゲンの放射線量は極めて微量で、お腹から離れているため影響は無視できるレベルです。防護エプロンを着用すればさらに安心です。恵比寿一丁目小島デンタルクリニックのCTは被ばく量が従来のパノラマと同等に抑えられています

・お薬:
 原則として妊娠中は薬を控えますが、どうしても必要な場合は妊婦さんに安全な鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)や抗生物質を選んで処方されます。

 

自宅でできる!つわりの時期のオーラルケア

歯科医院に行く前の、今日からできるホームケアのコツをご紹介します。

 

① 「食べたら磨く」にこだわらない

つわりがひどい時は、歯ブラシを口に入れるだけで吐き気がすることもあります。「食べたらすぐ磨かなきゃ」と自分を追い込まず、「体調が良い時に磨く」と割り切りましょう。

 

② ブクブクうがいの活用

歯磨きができない時は、水や洗口液(ノンアルコールタイプ)で強めにブクブクうがいをするだけでも効果があります。食後、酸性に傾いた口内を中和し、食べカスを洗い流しましょう。

 

③ 歯ブラシを変えてみる

ヘッドが小さめの歯ブラシや、子供用の歯ブラシを使うと、奥歯に入れても嘔吐反射が起きにくくなります。また、匂いの強い歯磨き粉がダメな場合は、無香料タイプやジェルタイプを試してみましょう。

 

まとめ:赤ちゃんと自分のために、恵比寿で「一生通える」歯医者を見つけよう

妊娠中の歯科ケアは、お母さんが赤ちゃんにしてあげられる「最初のプレゼント」です。

出産後は育児に追われて自分の歯のことは後回しになりがちです。比較的時間がとりやすい妊娠安定期のうちに、検診とクリーニングを済ませておきましょう。

恵比寿エリアにお住まいなら、単なる対処療法ではなく、「なぜ悪くなったのか(原因)」を追求し、必要であれば「骨を再生する」レベルの高度な治療まで対応できる歯科医院をかかりつけにすることをお勧めします。

 

【恵比寿の妊婦さんにおすすめのアクション】

1.母子手帳の「妊婦歯科健康診査受診票」を確認する。

2.当院のような、「歯周病治療の専門性」が高く「完全個室」のある医院を予約する。

3.予約時に「妊娠○ヶ月です」と伝え、無理のない範囲で受診する。健康な歯と笑顔で、赤ちゃんを迎える準備を整えましょう。

 

■参考公的機関

厚生労働省「e-ヘルスネット 妊娠中の歯周病」

日本歯周病学会

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歯周病

院長 小島将太郎

院長

小島将太郎

経歴

2003
日本歯科大学卒業
2007
ICOI(国際口腔インプラント医学会)認定医取得
2009
近未来オステオインプラント学会(IPOI)認定医取得
2012
恵比寿西口デンタルクリニック開設
2013
歯学博士号取得
2014
近未来オステオインプラント学会(IPOI)専門医取得
2016
恵比寿一丁目 小島デンタルクリニックに改名

所属学会等

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