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前歯の矯正(セラミック編)

前回のブログに書いたように、歯並びを改善する方法には様々あります。

今回は、単純な歯列不正の場合、セラミックを被せることで改善できる例をお伝えします。

 

下記の患者様ですが、前歯2本が斜めを向いていて色も気になるとのことで

セラミックを被せて歯並びを整えることにしました。

術前↓↓

前歯2本が斜めに傾いてるのが分かりますでしょうか?

また右側の前歯の色が茶色いのが気になります。

 

この場合の治療方法としては、

①全ての歯にワイヤーをつけて矯正をする方法

②前歯だけ(犬歯から犬歯まで)ワイヤーをつけて矯正する方法

③前歯2本セラミック冠を被せて歯並び、色を改善する方法

(歯のバランスがとりやすく、左右対称性がとれ、審美的な完成度が高くなる)

④前歯1本(右側だけ)セラミック冠を被せ、左の前歯を形態修正をする方法

(左の歯の形をほとんど変えられないため、審美的な完成度は低くなる)

 

①と②の方法では、歯を削らずに歯並びは良くなりますが、歯の色は改善しません。治療期間が3~6ヵ月です。

③と④の方法では、歯並びと色が改善しますが、歯を削ることになります。治療期間は2週間程。

 

患者様と相談した結果、④の方法で治療することになりました。

治療方法には必ず、メリット・デメリットが存在します。

また、治療費用・治療期間・審美的要求度合・歯の残っている量・歯肉の状態・歯周病の有無・根の病気‥などにより

治療内容がが増えたり、減ったりします。

 

術後↓↓

欲を言えば、歯の正中に対する対称性、歯の大きさ、明度・彩度、色調などなど。。

改善したいところですが、費用・治療期間の制限からこれが落としどころだと思います。

 

 

下記に制限なしで治療した場合の症例を提示します。

術前↓↓

治療内容(ホワイトニング・矯正・セラミック冠4本・歯肉整形)

治療期間 3カ月

術後↓↓

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