矯正歯科

出っ歯、上顎前突とは

出っ歯はいわゆる上の前歯が下の歯よりも、一般的な日本人の平均値を超えて突出している状態です。

出っ歯、上顎前突の種類

全部で5種類あります。

1. 単純に歯のポジションに問題があり上の歯が出ている場合

  • パターン1 上の前歯だけ、突出している
  • パターン2 上下ともに前歯が突出している
  • パターン3 上の前歯は正常な位置にあるが、下顎の前歯が引っ込んでいる

2. 骨格的な問題で出っ歯にみえる場合があります

  • パターン1 上顎骨が大きく、下顎骨は普通の大きさ
  • パターン2 上顎骨が普通の大きさで、下顎骨が小さい

出っ歯、上顎前突の原因

先天的な出っ歯と、後天的な出っ歯があります。

  • 先天的な出っ歯は、遺伝的な要因が強く、家族で同じ傾向が出やすい。
    特に歯の形、ポジションは母親、骨格は父親に似ると言われています
  • 後天的な出っ歯は、指しゃぶりの癖によるものが有名ですが、
    睡眠時の体癖や、舌の悪習癖、口呼吸なども、出っ歯の原因になります

出っ歯、上顎前突の治療法

前出のパターンにより、治療法が異なってまいります。
まずは、出っ歯になった原因を様々な検査を行い、診査します。
原因が特定できたら、適切な治療法を選択し、実行いたします。
その他に、治療開始時期(小児・成人)も治療方法を決めるうえで大切なファクターです。

小児の矯正

乳歯から永久歯に生え変わる時期(6歳~8歳)に、永久歯列の予測ができます。
もし、叢生(歯並びが悪い状態)が確認できましたら、1期治療を開始します。
その後、叢生が改善されない場合は、永久歯が生え揃う直前(10歳~12歳)に2期治療を開始します。
また、発音や舌運動に問題がある場合は、正常な機能を取り戻す訓練と装置を使用し、顎の発育、歯の萌出を促します。

1期治療とは…

床タイプの矯正装置を用い、主に顎骨の成長発育を促します。
歯の大きさに対し、顎が小さいと歯並びが悪くなる為、顎を拡げ、永久歯が並ぶようにします。

2期治療とは…

ブラケットを歯に装着し、ワイヤーを用い、歯並びを改善します。


成人の矯正

部分矯正と全顎矯正の2種類があります。

部分矯正(L.O.T、M.T.M)とは…

全ての歯を動かさず、局所的に歯を動かす矯正の事を言います。
例)エクストルージョン(挺出)、イントルージョン(圧下)、アップライト(傾斜)
  前歯だけや、臼歯部(奥歯)だけを動かす矯正、ミニインプラント(TAD)を使用した矯正

全顎矯正

非抜歯矯正
特殊なX線を撮影し、骨格的な問題と歯のポジションの問題を診査、診断いたします。
先程述べたように、骨格的に大きな問題がある時は、外科的な処置が必要になる事があります。
歯のポジションに問題がある場合は、抜歯をするか判断いたします。
当クリニックでは、基本的に抜歯はせず、ディスキング(歯をわずかに削合する処置)をして、歯並びを改善します。理由は、非・抜歯の方が機能的で、顎関節や歯周組織の健康を守り、維持しやすい為です。

抜歯矯正
しかし最終的に審美歯科的に願望を美しくするためには、抜歯が必要な場合があります。
また、酷い歯並び(叢生)により、著しく機能が損なわれている場合も抜歯を行います。

矯正LOT

一概に歯科矯正と言っても、大きく分けて2種類あると思います。
一つは小児の成長発育に係わる矯正。
もう一つは、成人矯正。
この2つは、明確に分けなければなりません。
小児矯正とは、成長期の上下顎の骨の発育に合わせて、機能的・審美的に適正と思われる位置に歯を並べること。
成人矯正とは、上下の顎の骨は、ほとんど成長はありませんので、既存の顎の骨の中で、先天的または後天的(病的)に移動してしまった歯を、適正と思われる位置へ歯を戻すことです。

ここで考えなくてはならない事は、成人の口腔内とは様々なトラブルを抱えている場合が多いということです。
例えば、虫歯、歯槽膿漏、歯の本数が足らない(通常28本)、噛み合わせがおかしい、根の先に膿が溜まっている 等々。。。。
このような複合的にトラブルを抱えている可能性のある患者様の歯を動かし、様々なトラブルを解決しながら、適正な位置へ歯を移動させ、丈夫で長持ちし、機能的で、見た目も美しい噛み合わせを再構築しなければなりません。

LOTとは、一般的な本格矯正治療の知識と技術をしっかりおさえた上での部分的な歯牙移動を考えて行く事に特徴があります。

インプラント矯正

インプラント矯正とは、矯正用のインプラントを顎の骨に埋入し、そこを支点にして歯を移動させる矯正方法です。埋入時や撤去時の侵襲もほとんどありません。このインプラント矯正は、それ単体で歯列矯正を行うのではなく、ワイヤーの矯正装置(ブラケット)と併用して歯の動きを早める矯正方法の一つです。このインプラントはチタンでできおり、顎の骨と結合する性質があります。この性質を利用する事で安定した力で歯を移動させる事ができというわけです。ワイヤーだけの矯正で2~3年かかる症例が、インプラント矯正では半分くらいまで短縮が可能です。

出っ歯・すきっ歯は治したいけれど、矯正治療にイマイチ一歩踏みきれない方なども多いのではないかと思います。実際に出っ歯であることにコンプレックスを抱えていて、「心から笑えない」・「人前へ出たくない」などの声を耳にする事もございます。しかし、そういった見た目の部分だけでなく、出っ歯には様々な悪影響やリスクが潜んでいます。矯正治療で治すことは、見た目の矯正だけでなく、それに付随するリスクを軽減する事もでき、大変メリットのある治療になります。

インプラント矯正を併用することのメリット

  • ワイヤーの装置のみの治療に比べ、治療期間が短くなります
  • 非抜歯(歯を抜かずに矯正する事ができる)のケースの確立が高まります
  • 外科的な治療が必要な症例でも、手術せずに治療する事ができる場合があります

初めての方でもお気軽にご相談ください

矯正歯科金額

矯正 部分矯正(LOT) ¥270,000
調整料 片顎 ¥3,240
上下顎 ¥5,400
インプラント矯正 ¥108,000
調整料 ¥3,240
マウスピース矯正 ¥162,000

軽度の叢生(歯並びの不正)は、マウスピースを使って、歯並びを整えることが出来ます。
マウスピースは透明な為、周りからは気づかれにくく、短期間で誰にも気づかれず、歯並びを整えることが可能です。

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