デンタルブログ

審美治療って? いったい何??

世間で審美治療という言葉をよく耳にすると思います。
では審美治療って何なのでしょうか?
セラミックを入れて、真っ白い歯にしたら審美治療でしょうか?
ジルコニアを使ったから良いのでしょうか?
e-maxを使用したから良いのでしょうか?

私の考える審美治療は、患者様の希望・思い・年齢・職種・性別・肌の色・歯肉の色・周りの歯との調和・機能性・耐久性‥等、多くの要因を加味しながら、見た目が美しく、機能的で丈夫で長持ちする治療が、審美治療だと思っています。だとするならば、私のその他の治療も、全て審美治療という事になります。

審美治療に決まった答えや決まりは無く、患者様と答えを模索し、一緒に導き出していくのだと、私は考えています。

下記の患者様は歯形を直し、白くしたいというご希望でした。

年齢は30代後半

どうでしょうか?
汚いですか??
決して醜くはありません。

多少の脱灰によるホワイトスポットと、神経が無いことによる変色、全体的に日本人特有の黄色掛かった歯の色。
この患者さんが本来持っている特徴です。肌の色や歯肉の色と同じく、DNAで決められているのです。

白くするにも限度がありますよね。。。
でも患者様は、形を変え、白い歯が欲しいのです。

下記は治療後の写真です。

ホワイトニングをして全体の色のトーンを上げて、オールセラミックスで修復しました。
健康な歯を削り、わざわざ人工物に置き換えました。
患者様は喜んでいます。

結果は良かったのでしょう。
でも、健康な歯は2度と戻ってきません。

何度も患者様と話し合い、歯を削ることのデメリットを伝えました。
しかし、患者様はどうしても白い歯が欲しかったのです。

審美治療のゴールに正解や決まりはありません。
患者様の希望と、歯科医師の知識・技術に裏打ちされ医療理念とのセメギアイで、答えを導き出すしか無いからです。

因みに、この患者様は次回は、もっと白い歯にやり直すそうです。
人間の欲望は果てしない・・・・・

そこにブレーキをかけるのも、歯科医師の仕事だと思います。

初めての方でもお気軽にご相談ください